人気のマワハンガーを検討中。サイズの選び方や使いやすさ・デメリットを知りたい。
実際に洋服をかけるとどんな感じになるのか、「本当に滑らない?」「サイズ感は?」など、長く使ってみないとわからないメリット・デメリットを画像とともにご紹介いたします。
使用しているのは、マワハンガーの【エコノミック】というシリーズ。
そして使っているマワハンガーのサイズは36・40です。本当は家中のハンガーを揃えたかったのですが、「子供から大人まで使える」となると同じサイズで揃えることは難しかったです。
その理由や2サイズを使い分けるメリットを画像を含めてお話しいたします。
【MAWAハンガー(マワハンガー)】とは
すべらない
マワハンガー最大の特徴は、表面の特殊コーティング。このコーティングのおかげでハンガーが衣類をしっかりキャッチして、横に傾いてもすべり落ちません。キャミソールや水着などのすべりやすい衣類でも大丈夫。
ニット素材などの伸びやすい衣類もハンガー全体でしっかりキャッチするので、型崩れを防ぐことができます。
ハンガー表面の特殊コーティングは、少しぺとっとした感触をしています。
このペトっとした部分が服を離さない役目をしていて、テロテロした生地のワンピースや首がぐっと開いた服をかけるときに「いつのまにか服だけ落ちている」ということが大幅に減りました。
「大幅に減った」ということは落ちてしまう洋服もあります。肩が下がっているハンガーなので、キャミソールのようにハンガーにあたる部分が少ない洋服や生地によっては、気が付くとぽろっと落ちていることがあります。とはいえ、かなりすべりづらいです。
省スペース
マワハンガーの厚みは約1cm。
とても薄く、シンプルなデザイン。
「省スペース」に関しては、厚みのある洋服をかける時には、洋服本体の厚みがあるのでハンガーの薄さはあまり関係ないかな・・・と正直思うのですが、テロテロのワンピースなどはかなり薄く収納できるので、その点については省スペースで収納できます。
ハンガーのかける部分の作りがとてもシンプルなので、クローゼットがすっきり見えるところも◎
マワハンガーは様々な形の洋服にフィットするよう、いろいろなデザインがあるのですが、私が選んだのは【エコノミック】というシリーズ。
マワハンガー【エコノミック】
※ZUBORATORY→RAKURATORYへ移行
画像上:エコノミック40 画像下:エコノミック36 という商品です。
□エコノミックを選んだ理由□
ハンガーにかけたい洋服のほとんどがカチッとしていない形のものばかり。
・Tシャツ
・パーカー
・ワンピース
・ニット
・テロテロの服
・子供服
など、形のカチッとした(Yシャツやスーツなどの)洋服をかけることがほぼないので、エコノミックを選びました。
エコノミック36・エコノミック40【サイズ比較】
まずエコノミック36とエコノミック40を重ねてみるとこんな感じ。
エコノミック36と40の違いは、肩幅と肩の下がり方。
エコノミック36は平らなカーブ・エコノミック40は大きく肩が下がるヤジロベーのような感じ。比べてみると大幅にサイズが違うということではないので、どっちでも良いのかも・・・と単純に思ったのですが、全然違いました。
□おすすめのサイズ□
子供服50〜120サイズ:エコノミック36
女性Mサイズ:エコノミック36・エコノミック40
男性Mサイズ:エコノミック40
まず男性の洋服をかけるには36は小さすぎました。女性の洋服でもデザインによってはエコノミック36じゃ小さい・逆に40だと大きいということもあり、サイズ選びには少し悩みました。
できれば家中同じハンガーで統一したかったので、「家族全員に使えるものを!」と探していたのですが、洋服のサイズが違いすぎるため、一種類のハンガーでまとめることができませんでした。
なので、同じデザイン・2サイズのエコノミック36とエコノミック40で使い分けるようにしました。
この辺については画像を含みご紹介いたします。
こども服(50〜120サイズ)
どちらの画像もエコノミック36です。(洋服のサイズは80〜100)
後ろや前にボタンがありガバッと開くことができる・肩ホックがある・と首回りを大きく開けることができるデザインのものなら、エコノミック40でもデザインを崩さずにかけることができます。
しかし、子供服は肩幅や首の部分が狭いので、エコノミック40だとぎゅっと服を引っ張らないとハンガーを入れられないため、エコノミック36が断然おすすめです。
エコノミック40を使う場合は、首回りの生地が伸びないようかけるよう注意が必要。
こちらは100サイズのホック・ボタンなしのパジャマ。
エコノミック40にパジャマをかけようとすると、かなり首回りを引っ張らないとかけられません。
エコノミック36なら首を少し広げるとかけられます。
こちらのパジャマのように首回りが開かないデザインの場合は、ハンガーにかける際片側を寄せてからの反対側のハンガーを入れるようにすればほとんど引っ張らずにかけられます。できるだけ生地を伸ばさないよう気をつけています。
そして次のカーディガンのように前びらきの洋服の場合は、エコノミック40の方が良い場合があります。
エコノミック36
エコノミック36に100サイズのカーディガンをかけました。こちらのカーディガンは硬めの糸で編まれた生地のカーディガンです。
ハンガーのはじっこが腕の4分の1くらいまであるのがわかると思うのですが、生地が重めなのかハンガーの角ばった跡が腕についてしまいます。
エコノミック40
こちらのカーディガンはエコノミック40が◎ハンガーの端と端は腕の真ん中くらいまで入っているのですが、良い感じにかかります。
エコノミック36
120サイズのトレーナーをエコノミック36にかけました。120サイズくらいになるとかなり首回りは広くなってきますが、サイズはエコノミック36が良さそう。
エコノミック40
エコノミック40の方が肩から腕にかけてきれいなラインです。しかし、ホックがないデザインなので、かけるときに首回りをグッと引っ張らないといけないのでコツがいります。120サイズはエコノミック36があっていそう。
赤ちゃんのロンパースなどの洋服については、エコノミック36が良いです。
肩部分にホックがついているものが多いと思うので、苦労せずかけられると思います。
赤ちゃんの頃からマワハンガーを使う場合は、エコノミック36を準備しておいても良いと思います。
エコノミック40を使えないこともないのですが、首周りが小さいので無理があるということと、成長に伴い首回りにホックがないデザインの洋服を着ることも増えると思うのでエコノミック36が◎
女性Mサイズ
黄緑の服:エコノミック36
白色の服:エコノミック40
ノースリーブ・女性用Mサイズの洋服の場合はエコノミック40の方がしっくりきます。
エコノミック36だと少し肩が余ってしまいました。しかしテロテロした生地なのでどちらでも問題なしですが、エコノミック40の方がきれいにかけられます。
ベージュの服:エコノミック36
ネイビーの服:エコノミック40
こちらも同じデザインで違う色のものです。
私の持っている洋服は、肩の形がしっかりしていないデザインのものが多いのですが、この場合も40が良さそう。デコルテが大きく開くような洋服はエコノミック40が良いと思います。
エコノミック36だとギリギリに引っ掛ける感じになってしまうので、少し肩が角ばった感じになってしまい気を使いそうです。こちらのデザインの洋服をエコノミック36にかけていると、気づかぬうちにぽとっと落ちていることがあるのでエコノミック40が◎
エコノミック40
こちらは肩幅がはっきりしているワンピース。
エコノミック40にかけてみると、ぱっと見全く問題ないように見えるのですが、こちらのワンピースの場合は肩幅よりもはみ出るようにしてハンガーの終わりがあるので、エコノミック36の方が良さそう。
エコノミック36にかけてみるとこんな感じに。
エコノミック36
上記黄色のワンピースと同じデザインのものですが、エコノミック36は肩幅のサイズ感が丁度良いです。こちらのワンピースの場合はエコノミック36が◎
肩が下がっていないTシャツなどを多く持っている方は、(女性Mサイズなら)エコノミック36が良さそう。
スカートのアップ画像:エコノミック36
スカート全体の画像:エコノミック40
エコノミック40の肩下がりな形がスカートにもフィット。折り曲げしわが気になるようなスカートはかけています。エコノミック36だと幅が少し小さいので落ちやすいです。
女性Mサイズの洋服の場合は、一種類で揃えるのならエコノミック40・使い分けも考えている方はエコノミック36・40がおすすめです。
男性Mサイズ
エコノミック40
ユニクロ・メンズMサイズのTシャツです。男性の洋服をかける場合は、エコノミック36では肩幅が足りず、エコノミック40が◎
マワハンガーを使う前は「ハンガーの角ばった跡」が肩の内側についてしまいプチストレスだったのですが、マワハンガーを使うようになってからは、そのストレスがなくなりました。
もっと早くマワハンガーにすればよかった・・・を一番実感させてくれたことかもしれません。
マワハンガー【ボトム・ズボン】
パンツは折ってかけるハンガーがとても使いやすいです。
ロングスカートやストール、形のしっかりしていない服をかけるときに使っています。
画像は夫と私のジーパン類をかけていますが、男性・女性どちらもかけることができるので、1サイズで揃えられます。
マワハンガーの【デメリット】
「マワハンガーゆえに」
省スペースを求めてハンガー同士をぎゅっと近づけてかけているときは、取りたいハンガーの両側を離してから取ることをおすすめします(特にタンクトップやキャミソールのように、マワハンガーのペトペト部分がむき出しの状態のハンガーの場合)。
でないと両隣のハンガーとくっついてしまい、ハンガーから洋服が落ちてしまったりハンガー自体が落ちることがあります。
特にこのようなコットン生地のカサっと軽い洋服はハンガーから離れやすく、他のハンガーに引っかかりやすいので気をつけています。普通にかけているときは問題なし。
デメリットはこのくらいです。
私の家では、洋服のほとんどは畳まずに「かける収納」をしているので、マワハンガーから洋服を取ったりかけたりする回数がかなり多いです。
そのため何もかかっていないハンガーも他の洋服と混じって一緒にかけているので、それが問題なのかもしれませんね・・・。
マワハンガーで「外干しはできる?」
※私は個人的(自己責任にて)に外干しにも使っています。
しかし、外干し用ではないので気をつけてくださいね。
私はかけられる洋服はかけたまま収納しているので、洗濯物を干してから収納するまでにハンガーを取り替えなくてはいけない、ということが面倒。
なので自己責任にて外干しとしても使っています。
直射日光が当たらないところに干しているので、本体は今の所無事ですが、オススメはしません。
取りこんだ洗濯物は納戸に移して終了。ハンガーが揃っていると、ごちゃっとした納戸も少しスッキリして見えます。
マワハンガーのサイズ36 40を比較!子どもから大人・畳まない収納に最適なサイズはどれ?まとめ
マワハンガー【エコノミック36・エコノミック40】のサイズ比較でした。
6年以上マワハンガーを使い続けていますが、他のハンガーは考えられないくらい気に入っています。マワハンガーを検討中の方の参考になればうれしいです。ここまでお読みくださりありがとうございます!!